昨日の朝。
当所の前で撮影。
この荷物を自転車の前カゴの上に載せ、片手で押さえながら、
よろよろ走り、ヤマト運輸の支店に行く。
中身はこのギターで、これは私が以前、アメリカに住んでいたときに
手に入れたものである。もともとジャンク状態だったものを、
私が貰い受け、それから長い間所有していた。はっきりいって、
どうしようもなく弾きづらいので、ほったらかしにしてあった。
最近になって、思うところあり、あまりお金をかけずに修理をしてみたところ、
実に弾きやすくなり、その出来のよさに気を良くしたものである。
ネックの仕込み角調整、ナットの調整、フレットの調整、ペグの交換、
配線の引きなおし、欠品パーツの自作、といろいろやってみた。
弾きやすくなったのだから、私が持っていてもよさそうだが、逆に、
そうなった以上、手放したほうがよかろうと思った。そして、ちゃんと
弾ける人に使ってもらったほうが、ギターが幸せだろうと思った。
チープなビンテージピックアップの音がやさしいのだ。
先日もグヤトーンのベースを紹介したが、これもグヤトーン製のものだろう。
長きに手元にあったが、弾きこんだわけじゃないし、相棒というような
存在ではない。それでも、なんだか妙に少し寂しい気がする。
写真を沢山撮っておいた。