食堂が暗い・・・。そうやって、ひとつづつ電球を増やしていった。今朝、もう1つ加えた。ここに住み始めて、五年。これからも増え、裸電球の秩序ないシャンデリアになる気がする。
暗い所から出てみれば、眩しい日差し。桜が終わり、花がどうしたこうしたという気ぜわしさが収まる。ようやく春本来の、明るさや、木々に鮮やかな緑が芽吹く新しい季節。川岸を往復した帰り、揚げ物用の鍋を拾った。先日、ご自由にどうぞ、とあった箱の中から頂いてきた。良く洗い、強火で屑野菜を入れて煮立たせ、その後油を引き、良く焼いた。
無料で頂いてきて、大切に使えれば、これこそ適切なリサイクル。
試用、ということで、ササミ、ハム、チーズにパン粉をつけて揚げた。うめえな、と揚げ物大好きな所長が喜ぶ。駅前の魚屋で安く売っていた刺身。パックから出して、ツマを冷水でしめ、少し刺身に包丁を入れ、大葉や木の芽を添えて盛り付けなおした。
その他、常備菜を出して晩酌。いつまでも飲みたがる所長をなだめて、早めに切り上げた。
明日から、所内修繕を始める予定。